応募者の皆さまへ
夢を持ち、パスをつなぎ、
ビジネスの「ワールドカップ」で優勝を!

ルネサス エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長兼CEO
呉 文精Bunsei Kure

就職活動中の皆さんにメッセージを送るに当たり、自分の学生時代や就職した頃を振り返ってみました。

私の家は広島藩の御典医の末裔で、親戚には学者が多く、「営利を求める私企業に勤めるのはいかがなものか」といった雰囲気もありました。私自身は人々の役に立つ公的な仕事に関心は持ちつつ、「目の前の仕事をこなすだけではなく、幅広い勉強ができるところに勤めたい」と考えていました。いくつか面接を受け、製造業への長期資金貸し付けを行っていた日本興業銀行(当時)に入社しました。他の企業の面接官が「入社したら学生時代の夢は忘れて、業務に励んでください」と言う中、同行の人は「夢を実現できるかどうかは君次第。諦めなければ、いつかチャンスは巡ってくる」と言ってくれたからです。

入社の2年後、私は米国プリンストン大学の公共政策大学院に留学することになりました。卒業生の多くは、国連やIMFなどの国際機関に勤めており、私も開発経済学を専攻しました。就職してもまだ公的な仕事に就きたいという気持ちがあったのです。しかし、留学中、実業の世界で生きていく決意が固まりました。公的機関の仕事は評価が不明確なのに対して、企業は物やサービスを市場に提供し、お客様からその価値に応じた対価を得ているため、仕事の評価が明確です。また、その収益を技術開発、人材育成、設備投資などに使うことで、社会に大きな貢献ができると考えるようになりました。

興銀に21年間勤務した後、米国ゼネラル・エレクトリックの系列会社に入社しました。その後、日産自動車系列の部品メーカーでCEO、電機メーカーで副社長を務め、2016年、当社の社長兼CEOに就任しました。

企業の経営に長年携わってきて、大きな影響を受けた人物を2人だけ挙げるとすれば、一人はGEのCEOだったジャック・ウェルチさんと日産自動車のCEOのカルロス・ゴーンさんです。

ウェルチさんからは、お客様視点で業務プロセスを作る仕組みや、事業経営には国境や事業内容を超えた共通の原理原則があるといったことを学びました。また、ゴーンさんからは、組織から力を引き出す手法や、国をまたぐ巨大で複雑な組織を機敏に動かす方法を学びました。

2人に共通していたのは、部下に事細かな指示を出すのではなく、「あなたの仕事の悩みを3つ挙げてください」といった質問をすることによって課題を見つけ出し、解決に導いていたことです。

さらに、GEでは、上司が部下に「How can I help you?」と常に聞いていました。「あなたが自分の夢や会社でやりたいことを実現するために、私にできることはありますか?」と尋ねているのです。とても良い文化だと思い、当社でも上司は部下との会話の中で必ず「自分に手伝えることはありますか?」と聞くように徹底しています。

今、ルネサスは「ワールドカップ優勝」を目標に掲げています。社員一人一人が自分の属しているセグメントで、世界1位を目指すという意味です。当社は自動車向けのマイコンなど、既に世界一の技術やシェアを誇る製品が多数ありますが、手掛けているすべての製品で世界 No.1ではありません。しかし、やるからには 3位や 5位ではなく、優勝を目指します。それが、競争の激しいグローバル半導体業界で勝ち残る鍵です。

学生の皆さんは大きな夢を持っていることでしょう。しかし、社会に出ると「大人になるということは、夢を諦めることなんだ」と言う人がいます。皆さんは、自分の夢や希望や目標を決して諦めないでください。「人生はこんなもの」と考える人の人生は「こんなもの」にしかなりません。

当社は新興国にも工場を持っており、そうした国の経済発展に大きな貢献をしています。若い頃の私の夢は少しずつ叶っているようです。また、ルネサスの半導体は、自動車の焼費改善、風力発電、家電インバータ化による省エネなど、さまざまな面で環境の改善に役立っています。ルネサスの事業には、広く社会の役に立っているという実感と誇りを持てる素晴らしさがあります。

ワールドカップの優勝は容易なことではありません。しかし、私たちは諦めません。どうすれば優勝できるかを考え、チームでパスをつないで得点を挙げていきます。ルネサスは、世界 No.1を目指す人に、チャンスとわくわくするような機会を提供する会社です。大きな夢と誇りを持って「優勝」に向けて戦い抜く意欲のある方の入社をお待ちしています。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長兼CEO 呉 文精

ルネサスの好きなところ
製品が人の生命、健康、安全、環境などさまざまな側面で社会の役に立っているところと、優秀で誠実な社員が多いところ。ルネサスの製品の品質が高い要因は、仕事をしている人たちが素晴らしいからだと思います。
私の性格
周りの人からは「しゃべり過ぎる。こちらの話をもっとよく聞いてほしい」と言われます。自分では、しっかり聞いているつもりなのですが(笑)。自己分析としては、新しいものにチャレンジしたいという気持ちが強く、野心よりも使命感で仕事をするタイプだと思っています。趣味学生時代の友人と「オヤジバンド」を時々。カバー曲は1970年代ロック(イーグルスとか)。オリジナル曲も少々。
好きな映画・読書傾向
トム・クルーズ、デミ・ムーア、ジャック・ニコルソンの「ア・フュー・グッドメン」。被告の一人が法廷を出る時に言った一言が印象的です。本は、ビジネス書では『ビジョナリーカンパニー 2飛躍の法則』を人に薦めています。小説は、昔は藤沢周平、最近は百田尚樹を愛読しています。
座右の銘、好きな言葉、モットー
ジャック・ウェルチさんの名言「自分の運命は自分でコントロールしないと、ほかの人にコントロールされてしまう(Control your destiny, or someone else will.)」。誰が言ったのかは忘れましたが、「未来は予測するものではなく、創るものだ」という言葉も好きです。
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