大学では経済学部を専攻し、ゼミでは「半導体産業の経済効果」をテーマに研究に取り組んでいました。半導体を扱う企業がいくつもある中で、ルネサスはグローバルに展開しており、世界的に大きな影響力を持つ企業であることに興味を持ちました。また、当時、日本企業の形態としては内製が一般的であり、問題視されている点があったのですが、ルネサスは内製と外製を使い分けて事業を行っています。その点にも興味を惹かれ、「ルネサスを内側から見てみたい」と思ったのが志望動機でした。
就職活動で複数の企業と接する中で、自分の気持ちが大きく動いたのは面接です。ルネサスの面接官の方が話していた「ルネサスでは性別に関係なくキャリアを積むことができる」という言葉が強く印象に残りました。実際に先輩社員と話をしていてもそのことが感じられました。就職活動の結果、何社か内定をいただきましたが、主体性を持って働く自分の将来像が見えたルネサスへ入社を決めました。