企業活動を 人の側面からサポートする

就職活動の際、採用イベントでブースに立ち寄ったときに、初めてルネサスについて知りました。ブースに立ち寄った際に、当時の採用担当の方に丁寧に対応いただいたことが印象に残っています。日本を代表する電機メーカーの半導体部門が統合してできた会社であることから、さまざまなバックグラウンドをもつ方と一緒に働くことができるのではないかと思い、ルネサスに対して興味を持ちました。

また、ルネサスは事務系職種においても職種別採用を実施しており、人事総務職種も募集を行っていました。将来的に人事総務としてキャリアを積んでいきたいと考えていた私にとって、とても魅力的な会社だと感じました。

私自身のこれまでの経験から、就職活動では従業員が健康に安心して働くことができることに貢献できる仕事を希望していました。そういった自分の希望を満たすことができる会社がルネサスではないかと考え、入社を決めました。

私の業務は多岐にわたっておりますが、その中でいくつか紹介します。まずは、本社地区および武蔵事業所の従業員の就業管理（労働時間管理、その他法令順守対応など）があります。また、武蔵事業所における労働環境整備（サテライトオフィスの利用率のモニタリング、事業所への通勤混雑緩和のための対応など）、本社と武蔵組合地区支部の会社側窓口・労使協定対応（36協定や事業所協定の締結など）もあります。

国内の一大設計拠点である武蔵事業所および本社機能を有する豊洲事業所の拠点総務なので、今まで誰も経験したことがないようなケースに直面し、当事者として対応しなければならないことが多々あります。国内の法令、行政の制約や当社内の規則はもちろん、多様性に富んだ従業員が在籍していることもあり、海外での取り扱いなど幅広い知識が求められます。簡単ではないですが、こうした業務を社内外の関係者と進めることにより、自分の知識や経験が増えていくことが、私のやりがいです。

さらに、所属や職位を問わず、様々な方とお話をする機会もあり、実際の職場の方から私たちの対応を感謝されたときにもやりがいを感じますし、とても嬉しく思います。

様々な要因によって会社を取り巻く環境の変化がある中、制度だけでなくハード面を含めた労働環境の改善や、従業員が安全・安心に働くために総務として提案できることはあると思っています。従業員に対して一方的なコミュニケーションとならないよう、従業員のニーズをくみ取り、働きかけることで、総務が職場から必要とされる部門になるように、日々努力していきたいと思います。

私自身の経験から、主体性をもって行動するということは非常に重要であると感じます。最近ですと、在宅勤務を導入する企業が増えており、仕事でのコミュニケーションのとり方も変化してきていると実感しています。このように環境の変化があっても、積極的に自ら情報を収集することやコミュニケーションをとることが重要だと思っています。学生時代から主体性をもって行動することを意識していただければ、どんな会社に入社したとしても活躍できるのではないかと思います。