社員インタビュー 日本のものづくり力を結集させ
高品質な半導体を世界へ届けたい資材調達

Profile 職種 資材調達
入社 2017年
出身 経済学部経済学科

地域に根差した製造業に着目し、よりグローバルな視点から、日本をひとつの地場と捉えてルネサス エレクトロニクスに入社。半導体作りに欠かせない材料製造や検査、製造などの工程で多数の企業と連携を図り、自社と取引先双方のシナジーを狙う。

ルネサス入社まで 半導体を通じて、日本の製造業に貢献する

ルネサス入社までルネサス入社まで

学生時代は、経済学部で「地場産業のものづくり」を学びました。一例を挙げると、岡山県で行われている「岡山デニム」とよばれるジーンズ作りです。岡山デニムは日本産デニムとしてブランド力を持ち、海外へのセールスにもつながっています。そうした研究から製造業に魅力を感じ、自分もメーカーに就職して、世界に通用する製品に携わりたいという思いを持ちました。

就職活動ではBtoB・BtoCといったビジネス形態にこだわることなく、さまざまな会社を受けました。その中のひとつがルネサスで、当時は合併後の構造改革が完了する時期に差し掛かっており、未来への可能性を感じました。改革の結果、若手社員にも活躍の場が開かれているという評判も聞こえ、「これはチャンスだ」と入社を希望しました。

また、半導体という製品は日本の重要な輸出産業でもあります。半導体作りは、いわば世界における日本の地場産業です。日本の半導体が持つブランド力、競争力を発揮して、日本の製造業に貢献したい、という気持ちを持っていました。

仕事のやりがい 自社と取引先双方のメリットを目指し、業務改善を提案することも

資材調達という仕事は、取引先とルネサスの双方に対し、どのような利益を提供できるかがキーになります。このことは入社後の新入社員研修を経て、現在の部門で調達業務に就いた直後から、肌で感じてきました。

主な業務としては、外部の企業に対して委託する業務の選定および契約、原価低減施策に携わるほか、先方から納品物の価格変更要請を受けた際の対応などを行っています。

現在は6、7社ほど担当を割り当てられており、時にはコストダウンを交渉することもあります。その際は、単に価格を下げてほしいという一方的な依頼ではなく、相手にもプラスとなる検討材料をセットで提示するようにしています。将来の契約期間や委託数量見込みなど、5~10年先を見越した中長期での視点から製造工程に関する改善などを提案し、原価が下がる見通しを示すなど、双方にとってメリットとなる業務改善を目指しています。

半導体の製造はルネサスだけで完結するものではなく、製品材料を供給する企業との連携が欠かせません。そのため自分自身も半導体の知識を深め、より踏み込んだ会話ができるよう学ぶ日々です。

自分自身も半導体の知識を深め、より踏み込んだ会話ができるよう学ぶ日々です。自分自身も半導体の知識を深め、より踏み込んだ会話ができるよう学ぶ日々です。

自分自身も半導体の知識を深め、
より踏み込んだ会話が
できるよう学ぶ日々です。

仕事のやりがい 日々の会話の積み重ねがいざというときに役立つ

仕事のやりがい

現在のルネサスの取引先は、私の所属部門だけでも50社ほど、会社全体では数千に上ります。また、調達部門として新規取引先を選定するケースがあります。選定については調達部門だけで決定することはなく、製造部門の承認が必要となります。ただ、ルネサスの品質にも直結しますので、単純にコストが安価であるといった理由だけでは承認されません。

そこで、製造部門にも納得してもらうため重要となるのが新規となる候補の実績です。過去の実績とそれに対する評価など、バイヤーや海外支社に協力してもらい、より深い情報まで収集した上で打診します。

相手に選定理由について納得してもらうため、特に普段の会話を大切にしています。社内で顔を合わせた際に、「こんな会社を見つけました」と短時間で話をしておくのです。普段から情報を共有しておくことが重要で、先日も新規の取引先について、製造部門の承認を得ることができました。

このようなステップを経て新規取引先と契約に至ると、品質を担保しながらコストを抑えることができ、部門全体の目標予算達成につながります。また、ルネサス側のメリットだけでなく相手側にも利益をもたらすため、理想的なウィン-ウィンの関係が生まれるのです。

今では、数十億という年間予算を任されるようになりました。裁量が大きい分ひとつのミスが命取りになるため緊張感はありますが、周囲のサポートを受けつつ自分の力を発揮できる環境であるのはやりがいに繋がっています。

仕事のやりがい

今後の目標 思い描いていたグローバルなビジネスが実現

今後の目標

入社してから4年経ちますが、この期間で取引先の約半分が海外の企業になったのは大きな変化です。入社当時から、世界に向けたビジネスに携わりたいと考えていましたが、海外拠点などとの協業が増え、想像以上のスピードで実現できたことに驚きを感じます。実は部長も台湾出身の方で、部内での日常会話は英語を使っています。日々英語を使う機会が増えているため、一層努力しているところです。

私は文系出身ですが、こうした業務を行うためには半導体の知識も必要であり、自主的に勉強しています。理系の学科で学んでいる方であれば、資材調達部門においてもその知識を生かすことができるはずです。文系・理系といった先入観にとらわれず、視野を広げて幅広い業種の会社を調べていくことをお勧めします。

1日のスケジュール例

Daily schedule

  • 08:20出勤・事務処理
  • 12:00ランチ
  • 13:00資料作成・データ処理
  • 15:00取引先と打ち合わせ
  • 16:00打ち合わせ内容のまとめ
  • 18:00退勤
社員インタビュー

始業開始は9時ですが、部内の人が少ない時間帯を資料作成に充てることが習慣になっています。発注や請求書関連などの業務も早い時間帯に集中して行い、日中は打ち合わせに充てることが多いです。リモートワークの際は出勤時間が不要になるため、勤務前に豆を挽いてコーヒーを入れるのが日課です。気持ちよく朝のスタートを切ることができます。