就職活動の際、私には2つの仕事の軸がありました。1つは「半導体に関わる仕事」、そしてもう1つは「人に関わる仕事」でした。前者は、大学院での研究を仕事に役立てたいと考えたためであり、後者は学生時代の8年間に飲食店で働き続け、人と関わる仕事にやりがいを感じていたからです。
現在、私が担当しているのは、車載アナログのカスタム製品の品質保証であり、顧客から送られてきた不具合製品の解析を行い、その原因を報告するのがメインの業務です。
大学院では電子回路のノイズ耐性を研究。その知識を生かした仕事に就きたいという思いから半導体業界を志望し、ルネサス エレクトロニクスに入社。現在は車載アナログのカスタム製品の品質保証を担当している。趣味はテーマパーク巡り。
就職活動の際、私には2つの仕事の軸がありました。1つは「半導体に関わる仕事」、そしてもう1つは「人に関わる仕事」でした。前者は、大学院での研究を仕事に役立てたいと考えたためであり、後者は学生時代の8年間に飲食店で働き続け、人と関わる仕事にやりがいを感じていたからです。
現在、私が担当しているのは、車載アナログのカスタム製品の品質保証であり、顧客から送られてきた不具合製品の解析を行い、その原因を報告するのがメインの業務です。
製造現場には、不良率という言葉があります。不良品と、正常品との割合を示す数字のことを呼びますが、人命を預かる自動車製品の場合、不良率は「1ppm以下」の精度が求められます。具体的な数字にすると、100万個作った製品の中から1つ以下の不良品しか許されない程度、ということです。
そのような高精度で製造されている製品であるため、なぜ不具合が出てしまったのかを探り当てるのは至難の業です。半導体製品は数ミクロン単位の世界で作られていることから、この解析業務は「直径1ミリの球体を、東京全体が見渡せるカメラで探すようなもの」と例えられています。
それだけに、関係部門の方々のご協力をいただきながら不具合の原因を突きとめた際には、「やったー!」と思わず声を出してガッツポーズをとってしまいます。
こうして判明した不具合の原因については、回答書の提出、あるいはオンライン会議にて顧客へ説明を行っています。
私の担当は、アメリカやヨーロッパなどの海外顧客が中心であり、英語力が求められます。しかしながら、私はごく普通の大学院生レベルの英語力で、これまでパスポートを一度も取得したこともありません。そのため、入社後は英語能力を集中的に磨きました。入社1年目から社内の英会話講座を利用するなど、現在に至るまで積極的に勉強しています。
回答書の作成に際しては、上司や先輩の添削など周囲のサポートを受けることができ、読み書き能力は比較的早く上達したと思っています。しかし、オンライン会議の場合は、私自身の話す・聞く能力が必要となりますので、苦戦しています。不具合の原因に納得していない顧客を英語で説得するスキルも求められるため、私自身さらなるスキルアップが必要だと感じています。
試行錯誤を続ける毎日ですが、上司や先輩たちの温かい指導もあり、充実して業務に取り組めています。
周囲のサポートだけでなく、ルネサスには充実した教育制度があり、自分の希望に合わせて選択できるため、向上心のある方にはピッタリの環境だと思います。自分の将来像を明確に持っていれば、どんどん成長することができる環境であるので、私も常に前向きな気持ちで仕事に臨むことができています。
今後はアナログ製品以外の製品も担当したいという気持ちもありますし、国内顧客との仕事にもチャレンジしたいと思っています。
Daily schedule
会議の有無によって、一日のスケジュールは大きく左右されます。時差の関係により、アメリカの顧客との会議は朝、ヨーロッパの顧客との会議は夕方、と調整しています。フレックス勤務を利用し柔軟に対応できるため、負担は少ないです。在宅勤務の日は、オンとオフを切り換えるために部屋の照明の色を切り換える工夫を行っています。